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・「雨と夢のあとに」柳美里/角川文庫
・「ゆめつげ」畠中恵/角川文庫
・「どきどきフェノメノン」森博嗣/角川文庫
・「世界の終わり、あるいは始まり」歌野晶午/角川文庫
・「ビフォア・ラン」重松清/幻冬舎文庫
・「土の中の子供」中村文則/新潮文庫
・「コスモス　七番目に出会った人」光丘真理/ピュアフル文庫
・「雪が降る」藤原伊織/講談社文庫

「あたしはねえ、なりたいものは判らんけど、なりとおないもんは、やっとわかったんよ」
「なりとおないもん？」
「そう。あたし、あたしみたいな女の子になりとおないんよね」