…行ってきました。

…告別式。


あたしは、あたしからすれば、すごく…大切な、知人じゃなくて友人て呼びたい相手だったけれど、相手から、そしてもっと身近な人たちからみたら、どうしてこんな子が式に?どうして泣いてるの?
…って、思われてしまいそうで。

哀しくて、泣きたくて、でも、泣いちゃいけない立場なんだな、って思って…


でも、どうしても、泣いてしまった。
あんな、哀しくて、どうしようもなく哀しくて寂しくて泣く、なんて泣き方、あたし、出来たのか…
なんて意味のないことを考えてしまった…。


http://blog.shueisha.net/otsuichi/index.php?date=2009-09-02

「小説再生工場ブログ」の、2009年09月02日の記事。

わいさん日記で知ったのですが。

…良かった、とか、嬉しい、って、変だけど。

でも、ふわ、っとした。良かった、ね、せめても…って。

それに、サイン。お見舞いに行きたかった、って言って下さったこと。
行けないから、って、本名で届けて下さったらしいお香典。

…お兄さん、よかった、よね。
そんな風に、思ってて貰えたんだよ…ね。


そういえば、あたしも登録しようとして資料取り寄せたっけ。

まぁ、その、基準を満たしてなくて駄目だったのですけれど。

貧血だったかなー、も、全然駄目。
その頃、5,2・3だったし。治療してる今だって、7に届かないし…
あと、血圧も、場合によっては…89以下だったり、するもんね…

今ならもう少し…でも、治ってなかったら同じかな…

こんなことでも役立たずなんだなぁ。
…自分のあまりの駄目さ加減にどうしようもなくなる。


…告別式で。
あたしが無理やり貰って貰った千羽鶴が…あつかましくも、柩の中に、一緒に納めて戴いていて。

…あぁ、全然役に立てなかったのに。役になんか立てなかったのに。
それでも、持って行って貰えるんだ、って。

…涙が、悪化した…




そうだ、これは、現実、なんだ。

…もう、認めなきゃ、いけないんだ。


実感も…湧いてきちゃった、よ…


最後まで、何も出来なくて、貰うばかりで、ごめんなさい。

…ありがとう、ございました。


最後のお別れ、の時…

遺影の目の前で。何も、言葉が出なかった。
ただ、見つめて…泣きそうになって…思いっきり、頭を下げた。
色んな、思いを、こめた、つもりで。






…ゆっくり、休んで、下さい…