おふろで泣く
昨日、帰宅してすぐ、と、夜。
2度入る。
何故か。水の中だから、とか。
もともと長風呂なのですが、昨日は2時間以上入ってた。
母が寝てたので誰も文句を言わないのを、いいことに。
…昨日の帰りの、ぽつり、ぽつりと出てくる…思い出…の中で。
…「感性を言葉に出来るのがいい」って、言ってくれていた、と、そんなような話を、聴いて。
…あたしは、これからも、書くでしょう。
上達したいとかそういう具体的な欲求とは違うけれど、今まで書かずにはいられなかったのだから。
書けるから頭がいいなんて買い被りだし、ちほしゃんとは違って、その元になる感性すら、干乾びた情けないものだけど。
それでも、あたしは、何かを書いていくでしょう。
そういえば、むかーし。
いつかそちらの名前の本が書店にあったら面白いですね、楽しみにしてますってゆってくれた人がいて。
とゆうかオホシサマなのですが。
あたしそんなの絶対無理だよ、って笑っちゃった。
…もうきっと会えることなんかないから。
せめてその楽しみが、どんなに密かにでもいいから本当になればいいのに。って、思ったのでした。
やっぱりあたしにはそんな能力はないから。
どうしたって、無理なんだけど。
そんな話したこと、覚えてるのかな。
覚えてる訳ないか。それでいいんだけど。
…覚えてたらきっと、今のあたしに幻滅するね。
先が楽しみな人って少ない、って言いながら、少ない中にあたしを入れてくれたのに。
でも…そんな話も、一緒に、思い出してしまった、の、でした。
こんなこと思い出してる場合じゃないな、って思いながら。
どこで繋がったのか判らないけれど。
現実はね。名前が「載る」ことは、まぁ、あったし、多分少しはあるけど、「名前の本が出る」なんてことは、ありえないし、ね。
でも。
そういうことと関係なく、思ってしまうことを書いてしまう、の、です。きっと。
転生も死後の世界も信じていないから、哀しんでいると哀しいよ、なんて話は馬鹿げてる、と思う。
不可逆なものだから、哀しんでいても仕方がない。
そう言い切ってしまえる方が、潔い、とも、思う。
…それでも哀しい事って、ある。
信じないなら、ご冥福、とか、安らかに、とか、それもおかしいのかな。
でも、他に表現する術を、知らない。